提灯が連なる櫓と夜空の月

八王子・諏訪神社の「諏訪祭り」へ。まんじゅう祭りと陣馬太鼓の夜

この日は、八王子の諏訪町にある諏訪神社の例大祭、「諏訪祭り」へ。「まんじゅう祭り」とも呼ばれている、昔からのお祭りです。

私が育った町の隣町で、子どもの頃から、夏になると慣れ親しんできたお祭りでした。毎年8月26日と27日、曜日に関係なく2日間。この祭りが終わると、夏休みも終わりだな、宿題しなきゃな、なんて思ったのを覚えています。夏の終わりにみんなで楽しむのが、子どもの頃の恒例行事でした。

なぜ「まんじゅう祭り」なのか、調べてみました。諏訪町のあたりは農業が盛んで、まんじゅうの餡の材料が手に入りやすかったそうです。そこで各家庭で、無病息災や厄除けを願ってまんじゅうを作っていたのが由来とされています。そのまんじゅうを食べると、その年は病気にかからないといわれていて、今は祭りの日に「諏訪まんじゅう」が売られています。

諏訪神社は、大治元年(1126年)に、信濃国一之宮の諏訪大社の上社と下社を勧請したと伝わる古い神社です。お祭りでは、雨乞いを祈願する八王子市指定無形民俗文化財の「四谷龍頭の舞」も奉納されます。

この日は水曜日。仕事が早く終わったので、これは行くしかないと、カメラを担いで出かけてきました。夜で暗くなることがわかっていたので、気合いを入れて、フルサイズのR6 Mark IIに、EF24-70mm F2.8とEF70-200mm F2.8の2本を担いで行きました。

夕暮れの通りを諏訪神社へ向かう人たち

📷 Canon EOS R6 Mark II|47mm|f/4.5|1/160s|ISO 3200

夕暮れの通りを、お祭りへ向かう人たち。この空気だけで、夏の終わりを感じます。

焼きものを焼く昔ながらの屋台

📷 Canon EOS R6 Mark II|53mm|f/3.2|1/200s|ISO 1000

昔ながらの屋台が、ずらりと並んでいます。テキ屋さんの威勢のいい声に、焼きものの香り。子どもの頃に見た風景と、本当に変わりません。

夜の諏訪祭りに並ぶ屋台

📷 Canon EOS R6 Mark II|65mm|f/3.2|1/200s|ISO 400

焼きもの、チョコバナナ、たこ焼き、お好み焼き。お祭りの屋台といえば、という定番がそろっています。この日もやっぱり、ビールが進んでしまいました。

提灯が灯る参道の人出

📷 Canon EOS R6 Mark II|47mm|f/3.2|1/200s|ISO 4000

ローカル感のある、古き良きお祭り。地元ということもあって、友人や知人、あちこちで懐かしい顔に会えるのも、このお祭りのいいところです。

提灯と幟が並ぶ夜の境内

📷 Canon EOS R6 Mark II|57mm|f/3.2|1/200s|ISO 800

日が暮れて、提灯の明かりがだんだん映えてきました。幟が夜風にゆれて、お祭りらしい雰囲気がぐっと濃くなってきます。

浴衣姿で盆踊りを楽しむ人たち

📷 Canon EOS R6 Mark II|24mm|f/2.8|1/200s|ISO 10000

毎年、盆踊りも開かれています。浴衣姿の人たちが、櫓のまわりを輪になって踊ります。

陣馬太鼓の演奏

📷 Canon EOS R6 Mark II|61mm|f/2.8|1/200s|ISO 12800

そして毎年楽しみにしているのが、地元・恩方地区のみなさんによる、陣馬太鼓の演奏です。陣馬太鼓夕やけ会は1975年に結成され、八王子市西部の山あい、恩方地区を拠点に活動しているそうです。郷土のあたたかな人情を、和太鼓の音で表現することを目指しているとのこと。

櫓を囲んで踊る盆踊りの輪

📷 Canon EOS R6 Mark II|24mm|f/2.8|1/200s|ISO 6400

太鼓の音に合わせて、櫓のまわりには踊りの輪が広がります。提灯の連なりの下、みんなが楽しそうで、見ているだけで気持ちがはずみます。

力強く太鼓を叩く陣馬太鼓のメンバー

📷 Canon EOS R6 Mark II|50mm|f/2.8|1/250s|ISO 12800

太鼓のパフォーマンスは、今年も素晴らしかったです。力強い音がお腹に響いて、思わず見入ってしまいました。

撥を振り上げる太鼓の奏者

📷 Canon EOS R6 Mark II|53mm|f/2.8|1/250s|ISO 6400

この日は、陣馬太鼓のみなさんを撮るのが目的だったので、お酒は少し控えめにして、撮影をがんばりました。撥を振り上げる一瞬を狙って、シャッターを切ります。

提灯の下、櫓の上で太鼓を叩く様子

📷 Canon EOS R6 Mark II|70mm|f/5|1/250s|ISO 2500

提灯が連なる夜空の下、櫓の上でも太鼓が響いています。

望遠で捉えた太鼓の奏者

📷 Canon EOS R6 Mark II|190mm|f/5|1/250s|ISO 2000

ここからは、70-200mmで。望遠で寄ると、太鼓を叩く姿の迫力がぐんと伝わってきます。

撥を構える二人の太鼓奏者

📷 Canon EOS R6 Mark II|175mm|f/3.2|1/250s|ISO 1000

撥を構える二人。息をそろえて叩く姿は、見ていて気持ちがいいです。

懐かしい先輩や友達、仲間に会えて、本当に行ってよかったです。撮影をがんばったとはいえ、この日もついつい、飲みすぎてしまいました。

夏の終わりを告げる、古き良きお祭り。また来年も、楽しみにしています。

Equipment
Canon EOS R6 Mark II
EF24-70mm F2.8L II USM / EF70-200mm F2.8L II USM

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